3DSLの狙い
3DSL(三次元構造言語)は、概念や対象を三次元空間に配置し、関係を表し、考えるための試みです。文章では読む順序の背後に隠れやすい構造を、配置や接続として表に出すことを目指しています。
配置によって、何を表すのか
図の中では、名前を付けた要素を置き、線でつなぎ、まとまりや方向を与えます。どの要素が関わるのか、どこで分かれるのか、全体の中で何に位置づけられるのかを、見渡しながら考えます。
ただし、近くに置かれたものが似ているとは限らず、線があるだけで因果関係が示されるわけでもありません。位置・方向・線・色に何を割り当てるかは、作品ごとに説明する必要があります。読み手はその説明を手がかりに、配置を読みます。
三次元は、複数の方向を使って配置し、視点を動かして確かめるための表現空間です。その配置が問いを考える助けになるか、どの関係が見え、どこが読みにくくなるかを、個々の作品で検討します。
図と文章を往復する
図を回転させたり拡大したりすると、全体のまとまりと、一つの要素の周囲を行き来できます。一方、配置の理由、出典、判断を保留している点などは、図だけでは伝わりません。作品の解説や情報欄とあわせて読みます。
最初は一つの問いや項目を選び、関わる要素を辿ってみてください。そこで分かったことと、図からは分からなかったことを区別すると、次に確かめる箇所が見えてきます。
- 「知識と問い」を読む:項目とそのつながりを、図と情報欄から辿る例。
- 「構造と分類」を読む:概念を置いた位置やまとまりを手がかりにする例。
- 作品を読むための案内:見る順序や操作に迷ったとき。
研究とアプリの現在地
研究では、対象をどう捉えるか、関係や条件をどう保つか、軸や配置にどのような意味を与えるかを検討しています。公開作品には制作時点の試案も含まれます。一つの作品の配置を、そのまますべての対象に共通する分類や規則として扱うことはしません。
アプリでは、対応する作品をViewerで閲覧し、Modelerで点や関係を編集し、作品一式を端末へ保存して再開できます。図を保存する3DSSと、原資料や作業途中の情報を含む作品一式では、保持する内容が異なります。研究で扱うすべての意味や操作が、現在のアプリに実装されているわけではありません。
作る・保存する・開き直すで、対応する形式と保存手順を確認できます。形式の詳細や開発資料は使い方と資料から辿れます。
作品を使う・連絡する
作品一覧から公開作品を選べます。自分で作るときや保存した作品を開くときは、制作・閲覧入口へ進んでください。
作品の利用には、各作品に付された条件とコンテンツ利用条件が適用されます。指定された練習用サンプルは、自身の端末で操作・学習するために編集・保存できます。
読み取りにくかった箇所や不具合、解釈への意見はお問い合わせへ。個人情報や第三者サービスの扱いはポリシーにまとめています。